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執筆者の写真なるとにし てとてとて

竹内真理さんの 親子のお片づけ講座〜お片づけからみえること〜

更新日:2019年7月18日


12月15日に行われたワークショッップは、 徳島お片づけラボ・ライフオーガナイザー 竹内真里先生 鳴門教育大学准教授 消費者教育がご専門の 坂本有芳先生 のワークショップでした!

竹内先生のお話は、 「こんなかんたんなコツを使って、あっという間にほらこんなにきれい~!」 というお話ではありませんでした。

「〇〇が片付きません!先生!どうしたらいいですか?」と投げかけると 「あなたはどうしたいですか?」 「あなたはここでどういう風にすごしたいですか?」 と返されます。

そうです。じっくり自分で自分を見つめる作業でした。 必要か、必要でないか。 好きか、嫌いか。その理由はなにか。

4色の紙を机に並べて、①いつも使う(必ず必要)②たまにつかう③滅多に使わない(けれどおいておく)④使わない(捨てる、もしくは別のところにおく)として、子どもは筆箱、大人は化粧ポーチ、お財布の中のものを全部出して、じっくり考えて分類していきました。 そこには、今まで気がつかなかった自分の思考の癖が見えたりもしました。

「買う」「捨てる」という行為もよく考えようとのことでした。 SDGsのパネルの紹介もあり、自分たちの行動が社会へ影響を与えていることを実感できました。

坂本先生からは、坂本先生自身が竹内先生にお手伝いしてもらって家のお片付けをやったときの経験からの気づきをシェアしていただきました。 お片付けもお買い物も 「自分の今ある姿に向き合って、認めて」 「自分で考えて、自分で決める」ことが大切ですよ。 とのことでした。 お金、時間、空間は「か・ぎ・り・あ・る」もので、自分でよく考えて使っていくことが大事ですよ。人と比べるのではなくて、自分の価値観で決めていくことが大事。とのことでした。

最後の質疑応答では、じっくり皆さんの悩みを聞くことができました。 「夫の収集癖に困っています。くだらないものを集めて、家が片付かないです。」 という、お悩みには、 「その収集癖も含めて、いとおしいだんなさまなのです。がらくたに見えても、その人には宝物なのです。そして人は変えられません。」「『大切にしたい物はどれなの?』と問いかけて、自身に決めてもらう。」ことや、 「その価値観を共有して大切にする事も大事」とのお話でした。 ああ!深い!!!

参加した中学生からも高度な質問があり、まわりの大人から感嘆の声も。

とても有意義なワークショップでした。


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