【報告】
講師にエフエムびざん番組ディレクターでママ防災士としても活躍されている瀬戸恵深さんをお呼びし、地域の子どもと大人で防災について学びました。4連休の真ん中、23日(祝)の開催ということで参加申し込みが伸び悩み、どうなることかと心配していましたが、蓋を開けてみれば親子参加4組13名、子どものみの参加5名、高校生1名、地域の大人3名の計22名の参加となりました。たくさんのご参加ありがとうございます!
まずは防災について学びました。1年間の台風の発生数や日本に上陸する数、災害時のハザードマップ、避難場所などについて学びました。
積極的に手をあげて発言してくれましたね。
様々な情報が得られる「重ねるハザードマップ」の紹介もありました。ぜひネットで検索してみよう!
学んだあとは外に出て、ファイヤースターターを使った火おこし体験。ファイヤースターターは100円ショップなどでも買うことができます。マッチやライターと違ってそのままでは火がつかないので、車やカバンに入れておくといざというときに役立ちます。
松ぼっくりは燃えやすく、炭のかわりにもなるので覚えておくと
便利。
いよいよ一人ずつファイヤースターターを使ってみます。棒の部分を削って粉にして、
そこへめがけてスナップをきかせて棒をこすって火花を出すと粉に火花が飛んで火がおきます。
火花を出すところまではなんとかできるのですが、粉にめがけて火花を出すというのが
難しいのです。何度も何度もこすって、火がおきた時には「おおーーっ!」と歓声があがりました。
火おこしが大盛り上がりで時間がおしましたが、パーソナルカードもちゃんと作成しました。パーソナルカードは、緊急時に必要な事項を書き記したカードで、常に携帯することが大切です。個人情報がかかれているので取り扱いには気を付けなければなりませんが、災害時には家族がそばにいるとは限りません。「誰かに助けてもらう」ためのカードでもあります。1年に1度は内容を確認して更新しておくのも大事なことです。
おみやげでもらった「四国防災八十八話マップ」は四国の様々な地域の防災のお話がのっています。夏休みの自由研究でそこを訪ねていくというのもいいですね。
写真右下の机にのっているような首から下げるタイプのカードホルダーに入れてランドセルやカバンなどに入れておきます。
災害時には首に下げておくことで、自分のことがうまく話せなくてもこれを見れば周りの大人の人が自分の家族に連絡をとってくれたり、かかりつけの病院や食べ物のアレルギーの有無などを知ってもらえます。
「自分の身を守るカード」でもあります。
子どもだけで参加する子には、おうちの人に必要な情報をメモして持たせてもらいました。
かかりつけのお医者さんなど、自分のことを改めて確認するよい機会にもなったと思います。
「楽しかった!」「ファイヤースターター練習しすぎて手が痛い!」など、子どもたちがいかに前のめりで参加してくれたかが分かる感想もあり、地域の大人も参加してくださったことで、みんなで防災を考える良い機会になったと思います。
最後は、新型コロナで夏祭りが軒並み中止になり寂しい思いをしている子どもたちに、少しでも夏祭り気分を味わってもらおうと、的当てとくじびきをしてもらって終了。
残ったくじびきの景品はは8月22日(日)のこどもふれあいひろばでまた利用したいと思います。
8月も是非遊びに来てね!
(報告 恵美純子)
【告知】
講師:瀬戸恵深さん (エフエムびざん番組ディレクター・防災士)
時間:13:30~15:00 (13:15開場)
場所:鳴門公民館
参加費:無料
定員:30名 (お申し込みはLINEアカウントか、てとてとてまでメッセージをお送りください。チラシをお持ちの方は電話やショートメッセージでも受け付けています。おってお返事いたします。)
災害はいつ起こるかわかりません。どこで誰といる時に被災するかも、わかりません。
今できる被災への備えに、こどもたち自身が命を守るための情報を書いたパーソナルカードを作ります。
また、マッチやライターを使わない火起こしも体験します。
お家の方(お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんなど)とお子さんで参加いただけます。
夏休みの自由研究のヒントになるかも!?
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