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執筆者の写真なるとにし てとてとて

11月24日(金)4年生総合学習防災授業

 鳴門市の保健師(助産師・看護師)でもある黒濱綾子が、鳴門西小学校の4年生の総合の学習にて、災害派遣に行った経験も踏まえて防災の授業を行いました。


 

 自己紹介のあと、東日本大震災の時の請戸小学校の避難状況を時系列で語っていくところから始まりました。海をまたいでの直線距離で2.5キロ、当然迂回しなければならないのでおそらく4キロ以上もの距離を走っての避難の状況をゆっくり淡々とした語り口で語ってくれました。じっくりと噛み締めるような語りにどんどん引き込まれて、目の前にその状況が浮かんで来ます。子どもたちがぐいぐい引き込まれていくのが感じられました。先生も「私ならどうしただろうか。この学校ならどうだっただろうか。」と色々考えてもやもやしたそうです。

 


 この話のあと、条件が与えられ自分が持って逃げる避難リュックに何をいれるかを考えてもらいました。

◉12月の大雨

◉3日間避難所で待機。3日間は支援はきません。

さあどうする。


 全て自分でいちから考えるようになっていたので、こどもたちは最初は戸惑っていたように思います。でも、書き始めたらあーでもないこーでもないと色々思い付く思い付く!私たちの方が「おお!確かに!」と気づかされることが多かったように思います。


「歯磨きセット入れとこ」

「ベビースターラーメン持っていこ」


 てとてとてスタッフも担任の先生と一緒に子どもたちがどんなものを入れるのか見てまわりました。「あ、確かにそれ必要だよね!」とか「そっかぁ、それ大事なものなんだものね、置いていけないよね。」など、こどもたちのいろんな気づきを受け止め、声かけをしていきました。


 普通に思いつきそうなものだけでなく、心を落ち着かせるために大好きなぬいぐるみをもっていく子、ペットのためのグッズを入れる子などもいて、なるほどなぁと思いました。

 

先生は「漢字のドリルも入れとき。先生は赤ペンと付箋持ってく。お直しして心を落ち着けよう。」とか言っていて、面白かったなあ。

 最後に、自分の情報を書くためのパーソナルカードを配布して終了しました。防災教育は継続が大事です。この後も引き続き学習していって欲しいですね!






























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